加瀬和城のHP&BLOG

コスタリカで20年以上旅行業やってます。アウトドアやオジサンの日常などなど

#0079 愛媛県その5

明るくなった直後にバッテリーへ充電する。

 

私の車は車中泊仕様なので、荷物が多いんですよ。全て車の外に出して、ジャンピングスターターをつなぐのに、結構な時間がかかった。

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折角、荷物を全て外に出したのだから、掃き掃除、拭き掃除もした。結構汚れていた。

 

綺麗になったところで旅を再開!

愛知県最後の観光地である滑床渓谷へ。

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おっ、なんだか神々しいなと思ったら、そこから人が出てきた。

 

私:「うわ!びっくりした!」

 

男性が出てきたので、「びっくりしちゃったよー!そしてびっくりさせてごめんね。」

 

男性は日本語が得意ではないという、ハーフっぽかったのだが、話を聞くと日系3世のブラジル人でした。

 

私、ポルトガル語は話せないんですけどスペイン語と似ているので、何となくだけど意思の疎通は出来るんですよ。そしてブラジルにはココ数年、毎年1回は行っているので挨拶や簡単な会話くらいは出来るのですよ。

 

で、これも縁なので、一緒に滑床渓谷を歩きました。

 

これ、タイヤのチューブとかで滑ったら面白そうだな。

 

そして、滑床渓谷の目玉商品と思われる雪輪の滝へ。

 

めっちゃ良くないですか?

 

ブラジル人のフェリペ君(32歳)と、綺麗だねー、綺麗だねーと話していたら、突然フェリペ君が

 

「泳ぎたい。」

 

と言い出す。

 

まあ、泳ぎたい気持ちはわかる。夏だったらねーと言うと

 

「今、泳ぎたい。」

 

とか言い出す。

 

これは冗談なのかと思ったのだが、服を脱ぎだした。

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その後 「冷たい―!」と言いながら川を渡り、滝をバックに記念撮影。

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いい写真でしょー!

 

するとフェリペ君、「kaseも来いよ!」とか言い出す。

 

嫌だよ、冷たいもの。

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いや、冷たいのなんのって(笑)。

 

そして、折角なのでフェリペ君のアングルで写真を撮りたい。携帯電話を渡して、動画で撮ってとお願いをする。

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ここで事件発生。

 

これさ、「狙ったの?」とか言われるのが嫌だから先に言うけど、私はお笑い芸人でもリアクション芸人でも無いし、辛い思いはしたくない。服を脱いでいたのは、万が一、落ちた時の為を考えてです。まあ、落ちちゃったんだけど。

 

狙うのなら、最初から滑るところから撮影するし、マスクも外すよ。

 

本当にツルっと滑ってしまったのだ。

 

でも入水した後に水の外に出ると、体はポッカポカなんですよ。でもって膝の痛みも無くなってるんですよ。

 

滑床渓谷、とても美しい場所でした。

 

フェリペ君とは向かう方向が逆なので、彼の仕事場を聞き、旅の帰りに立ち寄るねとお別れし、私は愛媛県を後にして高知県へ向かうのでした。

 

加瀬