加瀬和城のHP&BLOG

コスタリカで20年以上旅行業やってます。アウトドアやオジサンの日常などなど

日本時間の8月29日(日)夜21時半からインスタライブを開催いたします

中米コスタリカの市場とオンラインで繋ぎ、現地在住の日本人スタッフが実際に買い物をしながら、熱帯の一風変わった果物や野菜などをご紹介致します!

コロナ禍で外出しにくい状況が続いている中、ご自宅から、コスタリカの雰囲気を少しだけでも味わってみませんか?

ライブの最後に、少しだけ告知の時間を取らせてください。

(ライブは15分~20分程度を予定しております。)

#0183 それ行け!おばけ探検団 青森編 その6

地元の人からオススメされたラーメン屋。

ダイエット中なら絶対に食べないと思われる。

 

そして今回のメインであるミステリーツアーは八甲田山

 

1902年に199人の遭難死者を出した、近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故である、八甲田雪中行軍遭難事件の現場に行ってみた。

 

まずは八甲田山雪中行軍遭難資料館でお勉強。

 

どうして遭難事故が起こったか?いろいろ考えられますが、冬山を軽く考えていたのと、リーダーというか司令塔が何人もいて、その方々の能力が低かったのが原因でしょうな。

 

 

 

結論からお伝えしますと、当時の事件で亡くなった方々の魂というか霊は存在しておりませんでした。つまりテレビ番組が日本兵の霊を見たとか言ってるのは、正しくないでしょうね。

 

綺麗な観光地でして、八甲田山も清き美しい場所と言うことで、禍々しいものが一切なし。

きっと日本中のお化けスポットは、こんな感じなんだろうな。

 

次は普通に観光、三内丸山遺跡へ行ってきた。

最近、世界遺産に登録されたようで、おめでとうございます。

 

この日は普通に夜景の美しいキャンプ場で就寝。

野郎2人で見る夜景は、それは美しく、そして寂しいものでした。

 

そして翌日、朝から温泉に向かう。

ロープが張ってあり、立ち入り禁止のようだが、用心深い私は前日に、ここを管理している自治体へ問い合わせをした。

自治体としては行って欲しくないのだが、でも禁止と言うことができず、なんともハッキリした答えはなかったが、つまりマナーの悪い奴らが、騒いだり裸でウロウロしたりして、クレームが来るから問題になったということです。

マナーを守り、迷惑をかけないように楽しむことにしました。

 

なかなかの秘境感が良い。

とりあえず入ってみた。

 

なかなか宜しい。

ここは奥奥八九郎温泉です、おすすめスポットですが静かにマナーを守って楽しんでください。

体が温まった我々は 次のスポットへ移動するのでした。

加瀬

#0182 それ行け!おばけ探検団 青森編 その5

青森上陸後、我々が最初に向かったのが下北半島にある『夫婦かっぱの湯』

 

静かな浴場で、隣に流れる清流の音が美しいのです。

 

 

この温泉は名前の通り、カッパが祀られております。

 

 

狙っているのか分かりませんが、きゅうりがポコチンにしか見えません。

そんな時にカッパが現れました。

 

 

頭にお皿も持ってるし、きっと昔の人は、このような生き物を見て、かっぱだと思ったのでしょう。

 

 

こういう妖怪、ゲゲゲの鬼太郎に出てこなかったっけ?

 

温泉の後はキャンプ場でバーベキュー

 

 

4人前だけど2人で楽勝。

 

そして綺麗な夕日を見ながら寝たのでした。

明日はオバケスポットに行きます。

加瀬

#0181 それ行け!おばけ探検団 函館編 その4

我々が向かったのは『水無海浜温泉』

北海道旅行中に知り合った、北海道人から、ぜひ行ってほしいと勧められた温泉なのです。

 

そして私たちが行った時間は満潮前後でした。

 

バーベキューをしながら干潮前後まで待っていたのですが、なんとなくヒグマが出そうな感じなんだよね。

 

ボン:「おばけなら対応できるんだけど、ヒグマは怖いな〜。」

喜ばしいことに、おばけもヒグマも出ませんでした。

そして干潮前後、温泉ができておりました。

感想から先に述べますと、最高でした。
 
ちょうど良い湯加減で、聞こえるのは潮騒だけ、それでいてアクセスも簡単。

そして今夜は、北海道最後の夜。
 
5月3日に青森の大間からフェリーで北海道に入り、この日は7月14日なので、2カ月間と2週間弱、北海道をフラフラしていたわけです。

過去に何度も来ていた北海道だけど、これまで以上に北海道が好きになりました。

近いうちにまたこようと思います。

北海道、どうもありがとうございました。

妖怪では無く友人のボンちゃん。

特徴は頭にお皿がのっている事と、服のサイズが8L。

特技は普通の人が見えないし、聞こえないのが、見えたり聞こえたり、
 
見えないものと意思の疎通が出来たり、追っ払ったり出来る。

あと温泉ソムリエ

次、本州に移ります。
加瀬

#0180 それ行け!おばけ探検団 函館編その3

函館に来たなら、多くの人が足を運ぶ観光地、それが五稜郭

それいけ!おばけ探偵団としては、外してはいけないスポットだと思うのですよ。

そーゆーわけで、行ってきました五稜郭

お化け的な結論から書くと、幕末の戦いで死んでいった武士や兵士の霊などは居なく、普通に綺麗な観光地です。

ただ、その時に戦っていた人たちの気持ちというか、念は残っているようで。

その気持ちと言うのは、薩長の奴らをぶっ殺すとか、この戦い絶対勝つぞ! と言う気持ちよりも、

戦争は嫌だなぁ、家に帰りたいなぁ、でも、もう戦争は止められないしなぁ。

と言う、寂しいというか、何とも言えない気持ちが残っているそうです。

 

ちょっと真面目な話になってしまうけど、歴史から色々な事が学べると思います。

そしてネットで検索すると、四稜郭と言う場所も存在するらしいので行ってみた。

 

ここは五稜郭と違って整備されているわけではなく、あまり人の手が入っていないこともあり、当時の人たちの念は、五稜郭よりも強く残っているというか、感じやすいそうです。

なお、四稜郭にはお化けが出るとか、当時の武士の霊がなんちゃらとかネットに書かれていますが、そういうものは感じられなかったよ。

 

函館の観光を満足した我々は、函館名物の函館牛乳およびソフトクリームを頂いた。

私が選んだのはバニラシェイク。

まるでフランス映画に出てくるようなカットでした。

 

次に進みます。

加瀬

#0179 それ行け!おばけ探検団 函館編その2

次に行ったのが實行寺。

ボン:「加瀬君はどうしてココを選んだの?」

加瀬:「えーとねー、忘れちゃった!」

おばけちゃんスポットとはなっていたが、詳細は覚えていなかった。

駐車をするスペースも近くになかったので、とりあえずボンちゃんだけに行ってきてもらい、私は車の中で待っていた。

数分するとボンが戻ってきた。どんな様子かと聞くと、

ボン:「なんかね、今で言うコロナみたいな疫病でさ、多くの人がバタバタ死んでいくような、そんな場所だったみたい。でもそれが残っているだけで、霊が悪さするような事はないよ。」

 

そうだった、ここは昔、コレラ患者が運ばれてきて埋葬したり看病したり、そういう場所だったのだ。

 

となりのトトロじゃなくて、隣に座っていたトト1号は鳥肌が立ってた。

 

他にも数カ所、お墓だとか石像だとか、いろいろ回ってみたが、普通にお化けがいる程度だけで、どこもかしこも普通の場所でした。

 

お化けスポット巡りに飽きた我々が向かったのは、函館にある何とかと言う有名なビアホール。

昼間からおいしそうに飲んでいる。

 

ちなみに私は運転をしなければいけないので

抹茶入り玄米茶をいただく。

 

男2人は、昼間から飲むビールは最高だとかなんとか言いながら

2杯目のビールを注文してやがる。

いつも思うんだけどさぁ、運転免許証を持ってない人、あるいは運転ができない人ってさ、何か得してるというかさぁ。加瀬はいつも良いように運転手として使われてるというかさぁ、絶対公平な感じがしないんだよね。

 

俺だって昼間からビール飲みたいよと伝えると、トト1が

 

「お茶の2杯目でも飲んだらいかがですか?」

二度とコイツと旅行しないことを心に決めた瞬間だった。

 

その後、ビールでホロ酔いした2人が行きたがったのがラッキーピエロ

 

B級グルメの味だった。

 

店員さんオススメの、なんとかって食べ物。

 

次は他の頼みたいと思う。

 

トト1を函館駅で降ろして、私たちは次の目的地へ移動したのでした。

加瀬

#0178 それ行け!おばけ探検団 函館編その1

今日はトト1とお別れをして、そしてボンと再会する日。
ボンとは函館駅で待ち合わせ。
きっと初めての人でも、ボンが誰だかすぐに判明すると思う。
なぜなら特徴は巨体でカッパ頭だから。

 

私のブログをご覧になっておられる方はご存知かと思いますが、ボンは特技に普通の人が見えないし聞こえないものが、見えちゃったり聞こえちゃったりするという、俗に言う霊能力者でして、その手の話が大好物の私にとって、一緒に旅行してトテモ楽しい人なのです。

 

トト1とボンを紹介する、お互いに私のブログを通じて存在は知っている様子。

合流後、最初に向かったのが立待岬

ここは自殺の名所らしい、いろいろいるかなと思っていたのだが、

 

ボン:「自殺者ではないかなぁ、今は多分、あまり自殺してる人はいないと思うよ。それより別の禍々しいものを感じる。」

 

霊視の結果から書くと、人身御供や動物の生贄などが行われたらしい。

時代は弥生時代の終わり頃から数百年。

昔は今の岬より20mほど存在していたと思われる。なぜなら儀式は岬の少し先の海の上で感じるから。

あるいは、もしかしたら船を出して、そこで行っていたかもしれない。


それが若干ではあるが禍々しく残っている。

しかし人に悪さや影響を及ぼすものでは無いので、あまり気にしなくても良いと言うことでした。

なお、儀式は本州のものとは異なるらしく、それまで見たことのないような儀式だそうです。

その辺、歴史に詳しい学者さんとかいればお話したいな〜。

加瀬

【北海道】奥尻島を観光。綺麗な海と津波館はぜひ見てください

朝、太陽の光で目が覚める。

時計を見ると4時15分。

目覚まし時計がない生活って素敵だと再確認。

 

そしてフェリーで奥尻島に移動。

トト1は、人生において初めてのフェリー乗船なので、やたら楽しんでいる。

 

奥尻島に到着後、とりあえず時計回りで島を回ることにする。

 

鍋釣岩というのだが、海が本当に美しい。

 

ここでしばらく、海を見ながらぼーっと過ごした。

 

次に向かったのは、うにまる公園

 

残念ながら閉鎖中であった。

 

へぇ〜、佐藤義則って奥尻島出身だったんだ。

佐藤義則が直ぐに分かる人は、多分に多くないと思うけど、簡単に説明すると元プロ野球選手で凄いピッチャーだった人。

ウニが食べたくなってくるのは私だけでは無いはず。

 

公園を後にしてドライブすると、1つの看板が目に入った。

 

人口2500人の島にもパチンコがあるんだなぁ。

 

中の様子が気になるので、トト1を偵察に送る。

 

トト1はパチンコ業界に詳しいのだ。でもパチンコやスロットが好きというわけではありません、むしろ嫌い。

 

トト1が思うに、新しい機械も古い機械もあり、でもこれだけ客が入ってないんだから、ここで勝つのは難しいだろうという分析。

 

パチンコを後にしてドライブ再開。

私は

『日本、ドイツもコイツも、愛だとか恋だとかラブスポットの会』

の、会長を務めています。ちなみに会員は私だけで他に誰もいません。

 

一応、立場上、奥尻島のラブスポットと思われる場所を紹介しました。

 

次に訪問したのが『奥尻島津波館』。

 

あくまでも個人的な意見なのですが、奥尻島を訪問したのであれば、ぜひ行って欲しい場所です。

津波館の中は写真撮影が可能なのですが、私は記憶にとどめることに専念しました。

唯一、この写真だけ撮影しました。北海道と東北地方で唯一の勾玉の発見のようです。

 

職員の方が、当時の地震と津波の様子を丁寧にお話ししてくれました。

 

少し驚いたのが、説明してくださった職員さんが、私がイッテQに関係している加瀬と気がついたこと。

日ごろはサングラスをして、マスクを付けているので、この格好で気がついた人は1人もいないんですよ。

そもそも、そんなに有名人でもないしね。仲良く記念撮影をしました。

ちょうど28年前の7月12日に地震が発生して、その日に合わせて上の写真のように夕日が落ちる設計で慰霊碑を作ったそうです。

そして私たちが訪問したのは7月12日。

少し雲がかかっていたのですが、上のような写真が撮れました。

 

そんな奥尻島の1日目でした。

 

夕日と、そして月が綺麗でした。

 

朝から肉を焼く。

 

火も起こせなかった、テントも立てられなかった、肉を焼くことすらできなかった、ほとんど何もできなかったトト1が、大抵のことができるようになりました。

 

トト1:「僕は成長が早いんですよ!」

 

少し褒めると調子に乗るからイラッとする。

満腹になると休む、その姿はゴマフアザラシのよう。

 

この日は普通に観光。

 

このように奇岩がつながる道をドライブする、私には東京ひよこにしか見えない。

 

そんな中、大人が見れば100人中100人が同じものを想像する岩を発見。

 

そばに看板があった。

 

 

次に訪れたのが神社

 

早くコロナが収束しますようにとお参りをする。

 

トト1との旅行は、必ず1回は『ダメ人間の日』を入れるようにしている。

午後からは、島にある唯一の温泉施設で、ラストまでグズグズぐだぐだと時間を過ごしました。

 

翌日、島にある唯一のコンビニであるセイコーマートで朝食をとり

 

奥尻島限定のサイダーを頂きました、味は普通のサイダーでした。

 

キャップが可愛らしかった。

 

2泊3日と言う短い時間でしたが、奥尻島よかったです。

北海道には人が住んでいる島が5つあります、礼文島、利尻島、焼尻島、天売島、そして奥尻島。

5つの島とも特徴があり、それぞれが良かったです。

皆さんも時間を作って、ぜひ訪問してみてください。

加瀬

 

【北海道】日本最北の松前城とトラピスト修道院に寄った

函館空港でトトロを拾った後、最初に向かったのが松前城だ。

ここは日本最北にある城なので、私としては外せないのである。

城に向かって運転していると、

 

『トラピスト修道院』

 

と言う看板が目に入った。

これは寄り道するしかないでしょう。

 

このように自由に旅行できるのが、個人旅行の特権である。

 

この先に教会が見えるのわかります?

 

この日は7/11だったのです。

毎度の事ながら、私はいつも少しだけ残念な事が発生しますが、ポジティブに考えれば平林組の仕事ぶりが見えたのでラッキーと思うことにしました。

 

色々な看板に説明が書いてあるのですが、私が最も気になったのが

私はこういう絵が好きなのです。

 

そして、こちらで販売していたソフトクリームですが

 

なかなかの美味でございます。

 

そして次に向かったのが松前城。

 

トト1は人生初めての城訪問。

 

トト1は、これまでの人生であまり楽しみがなく、旅行なども行かず、唯一の楽しみがお姉ちゃんのいるお店で飲むことだったのだが、それも10年前に止め、この10年間は仕事だけの時間だったらしい。

 

なので全てが彼にとっては新鮮で、まぁ、そういうのを見ると、旅行に同行させてもいいかなと思うんですけどね。

 

そんな期待の松前城でしたが、

 

外観は立派。

 

中は、なかなか立派な博物館。

 

トト:「お城って、中身は近代的なんですね。他の城も同じですか?なんだかイメージしていたお城とは異なります。」

 

復元した城には内部が美術館のような場所もあるが、現存しているお城は全く異なることを説明すると、

 

トト1:「では、今度は現存しているお城に連れてください!」

 

お前が1人で行けと、心の中では無く口に出して伝えた。

夫婦桜なるラブスポットもあるようだが、なんか無視してやった。

 

この日は温泉に入って寝る。

なお、今回の旅行から車の中で寝るのは私だけとする。

図体がでかいトトロと車の中で寝ると、よく寝られない。トトロが足を動かして私の足に当たるだけでイラッとするので、今回からトトロは1人用の小さいテントでテント泊とする。

トト1:「僕はテントじゃ寝られんですよー、車の中のふかふかのマットで寝たいんですよ、加瀬さんはテントが平気なんだから、代わってください!」

今回のブログで、トト1を可愛いと思っていた女性読者が1名でも減る事を祈っています。

明日は奥尻島に渡ります。

 

加瀬

【北海道】次は奥尻島に行ってきます

小樽の次は奥尻島へ行く予定。

そして、またまたトトロ1号が来るらしい。

こいつは私の北海道滞在中、これで4回目の北海道訪問になる。

どんだけ金を持ってるんだ?

基本的に私たちは割り勘である。

ただね、これおかしいと思うんだよ。

まず、トトロは運転免許証を持っていないので私がすべて運転することになる。

そしてバーベキューをするにあたっても、トトロ1号は確実に私よりも食べる。

私も食べるほうだが、トト1は私の倍まではいかないが、60%増で食べてる。

他にもまだある。

気軽に空港へ迎えに来いと言う。

俺から言わせれば、空港から俺が指定する場所まで、電車かバスで来いって話だ。

それを伝えると奴は

「空港からだと待ち時間合わせて4時間もかかるんですぅ〜、迎えに来て下さいお願いしますよ〜。」

などと言いやがる。

でもいい、そんな事はどうでもいい。

私が1番に腹が立っているのが、私のブログを読まれた女性の方々から、

「トトくん可愛い!」

などと言うメッセージが来ることである。

違う.....。

違うでしょ!

トト1が可愛いんじゃなくて、私が可哀想なんでしょ!

ちなみにLINEにてトト1に

私:「おい、トト1が可愛いと言うメッセージが届いてるぞ。」

と伝えると、

バカ:「そりゃそうですよ、僕は可愛いもん。」

などと言いやがる。

そんなトト1から、私が小樽を観光してる時に電話が来た。

 

なんでも双子の弟が滑って転んで腰を打って圧迫骨折したらしい。

弟のトトロ2号も、そこそこというかなかなかの巨体だ。

自分では起き上がれないので、巨体のトト1が手伝っているそうだが、これがなかなかの重労働らしい。

まぁ、弟が稼いだ金で遊びまわっているのだから、今回は旅行を諦めて介護に専念するのだろうと思ったら、

 

 

トト1:「旅行には行きますよ。」

ちょっと言ってる意味がよくわからないんですけど。

つまり、誰かが介護をしてくれるのかい?

「母親と、仕事仲間たちがいるんで大丈夫です!」

 

ちょっと待って、君の母親はご高齢だったと思うのだが、

 

トト:「71歳かだったかなぁ?」

 

貴様のような巨体でも難しい介護を、ご高齢のお母様に押し付けよってのかい?

 

するとトトロはプチ逆ギレ。

 

トト1:「だってもう介護に疲れたんですよ、夜中寝てるのに、トイレに行きたいとか言って僕を起こすんですよ!僕だって息抜きが必要ですよ。」

 

まぁ、確かにそれは一理ある。

介護において重要な事は幾つもあるのだが、その中の1つにメインで介護をしている人のケアがあると私は思っている。

 

 

ただ1つ、今回の件に当たって疑問が浮かんだ。

こいつは、どのくらいの日数を介護をしているのだろうか?

 

トト1:「2日間です。」

 

心からクソだと思った私はダメな人間でしょうか?

いえ、トト1がクソだと思うのです。

とりあえずトト2と話をさせろと、それから考えると伝え、トトロ2号と話をしてみた。

 

するとトト2は、

 

トト2:「ずっと楽しみにしてたし、それを目標に仕事がんばってたし、そもそも転んで骨折した私が悪いんだし、旅行してしっかり楽しんで、帰ってきてから仕事一生懸命やってくれたら良いかなと思ってます。」

 

でも、トト1が居ないと困らないかい?

 

トト2:「ベッドも購入したので、起き上がりも楽になりました。大変といえば大変だけど、まぁ何とかなりますよ。加瀬さん、いつも申し訳ありませんがトト1をおねがいします。」

 

双子なのに、同じ状況で育ったのに、どうしてこんなに違うのかぁ〜!

 

皆さん、トト1が可愛いじゃなくて、加瀬が可哀想でもなく、トト2がカッコいいでお願いします。

そんなトト1を函館空港まで迎えに行きました。

函館空港が小樽から奥尻島の起点となる江差町の途中に存在すれば全く問題ないのですが、私が函館空港まで迎えに行くにあたり、100km以上も余計に運転する必要があるのです。

まったく、迷惑な野郎だ。

 

空港で拾ったトト1は、相変わらずのワガママなボディであった。

 

続く。

加瀬