加瀬和城のHP&BLOG

コスタリカで20年以上旅行業やってます。アウトドアやオジサンの日常などなど

【北海道】次は奥尻島に行ってきます

小樽の次は奥尻島へ行く予定。

そして、またまたトトロ1号が来るらしい。

こいつは私の北海道滞在中、これで4回目の北海道訪問になる。

どんだけ金を持ってるんだ?

基本的に私たちは割り勘である。

ただね、これおかしいと思うんだよ。

まず、トトロは運転免許証を持っていないので私がすべて運転することになる。

そしてバーベキューをするにあたっても、トトロ1号は確実に私よりも食べる。

私も食べるほうだが、トト1は私の倍まではいかないが、60%増で食べてる。

他にもまだある。

気軽に空港へ迎えに来いと言う。

俺から言わせれば、空港から俺が指定する場所まで、電車かバスで来いって話だ。

それを伝えると奴は

「空港からだと待ち時間合わせて4時間もかかるんですぅ〜、迎えに来て下さいお願いしますよ〜。」

などと言いやがる。

でもいい、そんな事はどうでもいい。

私が1番に腹が立っているのが、私のブログを読まれた女性の方々から、

「トトくん可愛い!」

などと言うメッセージが来ることである。

違う.....。

違うでしょ!

トト1が可愛いんじゃなくて、私が可哀想なんでしょ!

ちなみにLINEにてトト1に

私:「おい、トト1が可愛いと言うメッセージが届いてるぞ。」

と伝えると、

バカ:「そりゃそうですよ、僕は可愛いもん。」

などと言いやがる。

そんなトト1から、私が小樽を観光してる時に電話が来た。

 

なんでも双子の弟が滑って転んで腰を打って圧迫骨折したらしい。

弟のトトロ2号も、そこそこというかなかなかの巨体だ。

自分では起き上がれないので、巨体のトト1が手伝っているそうだが、これがなかなかの重労働らしい。

まぁ、弟が稼いだ金で遊びまわっているのだから、今回は旅行を諦めて介護に専念するのだろうと思ったら、

 

 

トト1:「旅行には行きますよ。」

ちょっと言ってる意味がよくわからないんですけど。

つまり、誰かが介護をしてくれるのかい?

「母親と、仕事仲間たちがいるんで大丈夫です!」

 

ちょっと待って、君の母親はご高齢だったと思うのだが、

 

トト:「71歳かだったかなぁ?」

 

貴様のような巨体でも難しい介護を、ご高齢のお母様に押し付けよってのかい?

 

するとトトロはプチ逆ギレ。

 

トト1:「だってもう介護に疲れたんですよ、夜中寝てるのに、トイレに行きたいとか言って僕を起こすんですよ!僕だって息抜きが必要ですよ。」

 

まぁ、確かにそれは一理ある。

介護において重要な事は幾つもあるのだが、その中の1つにメインで介護をしている人のケアがあると私は思っている。

 

 

ただ1つ、今回の件に当たって疑問が浮かんだ。

こいつは、どのくらいの日数を介護をしているのだろうか?

 

トト1:「2日間です。」

 

心からクソだと思った私はダメな人間でしょうか?

いえ、トト1がクソだと思うのです。

とりあえずトト2と話をさせろと、それから考えると伝え、トトロ2号と話をしてみた。

 

するとトト2は、

 

トト2:「ずっと楽しみにしてたし、それを目標に仕事がんばってたし、そもそも転んで骨折した私が悪いんだし、旅行してしっかり楽しんで、帰ってきてから仕事一生懸命やってくれたら良いかなと思ってます。」

 

でも、トト1が居ないと困らないかい?

 

トト2:「ベッドも購入したので、起き上がりも楽になりました。大変といえば大変だけど、まぁ何とかなりますよ。加瀬さん、いつも申し訳ありませんがトト1をおねがいします。」

 

双子なのに、同じ状況で育ったのに、どうしてこんなに違うのかぁ〜!

 

皆さん、トト1が可愛いじゃなくて、加瀬が可哀想でもなく、トト2がカッコいいでお願いします。

そんなトト1を函館空港まで迎えに行きました。

函館空港が小樽から奥尻島の起点となる江差町の途中に存在すれば全く問題ないのですが、私が函館空港まで迎えに行くにあたり、100km以上も余計に運転する必要があるのです。

まったく、迷惑な野郎だ。

 

空港で拾ったトト1は、相変わらずのワガママなボディであった。

 

続く。

加瀬