#0132 ラブスポット恋間
数日間ほど、人と会話をすることもせず、キャンプ場でダラダラぐだぐだデレデレ過ごした私は、首都圏から来る双子の兄弟を迎える為に空港へ向かう。
その途中、私の目に1つの看板が入った。
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私は自称、『日本ラブスポット協会』の会長であり、どいつもこいつも愛だとか恋だとか浮かれている日本中を旅しながら、やれ縁結だの、やれ恋人たちの聖地などを巡ってきた。
その御利益は難しいようで、例を出すと私の親友である野鹿(仮名)は、未だに独身であり彼女もいない。
余談だが、野鹿はガッキーちゃんのファンである。
今年の4/21だったかな? イモトアヤコさんのラジオに出演した際、野鹿がメスの野良猫を拾ってきて、名前をユイと名付け、たいそう可愛がっていると言う、可愛くも気持ち悪く、そして1mmも人様のお役に立たない話を、全国放送のラジオの電波に乗せてしまったのだが、そんなガッキーちゃんが結婚してしまったと言うニュースを聞いた彼は、たいそう落ち込んでいるようだ。
さて、そんなどうでも良い話は置いておいて、日本ラブスポット協会(自称)の会長の経験とカンから、看板の字体と色から、ここがラブスポットと目星をつけたのである。
そんなもの、誰でも目星がつけられるとか、そういうツッコミは今回は無しにしておいてほしい。
そして、日本ラブスポット協会(自称会長だが、会員は私1人)の長年の経験とカンは正解だった。(長年といっても昨年の10月頃から)
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なるほど、そんな言い伝えがあるのか。
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これで撮影をするバカップルが居ないかなと、しばらく待ってみたが、ほとんどの人が見向きもせずに居た。
タコとイカが種族を超えて恋に落ちるなんてことがあるかいな! とか、とっくに近くの漁師に釣られて食われとるわ! などと思う事はなく、どこかで楽しく暮らしているんだろうなぁと思いつつ、ラブスポット後にしたのでした。
釧路空港へ向かいます。
加瀬