#0135 双子と北海道その3
3日目は、普通に観光。
和琴半島にある温泉。
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屈斜路湖の水が入ってきているので、殆ど水、と言うか温泉って感じはなく、そして水深10cmくらいなので足湯ならぬ指湯は出来るかと。
ちなみに双子は
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降りるのは危険だからとか、怖いとかで、上から写真を撮っていた。
その後、温泉巡りツアー開始。
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古き良きお風呂って感じで、熱いと言われていたけれども適温だった。
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ここも見晴らしは最高なんだけど、普通に駐車場から丸見えだし、服を着た綺麗なお姉さんたちが、ぞろぞろいたので恥ずかしくて入れなかった。
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こっちは、コタンの湯、向かって右が男湯で左が女湯。ここも見晴らしは最高だけど外から丸見えっす。
次は、池の湯。
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適温で入りやすい温泉。
そして我々3人は、ここで非常に面白い人物と出会った。
白髪の長髪で、髭も仙人のように長い、ヨガの修行僧のような体格をしている初老の男性なのだが、温泉に入りながら何かを洗っていた。
私にはそれが、自動車の部品であるエアフィルターにしか見えなかったのだが、まさか温泉に入りながら、それはないだろうと思い、その男性に聞いてみた。
加瀬:「何を洗っていらっしゃるんですか?」
男性:「エアフィルターだよ。」
ちょっと言ってることがよくわからない。私の常識であれば、エアーフィルターの掃除は、強いエアーでほこり等を吹き飛ばし、それでも汚れが取れなくなった場合は交換するものである。
男性:「洗って乾かせば使えるものだよ !」
なるほど、また1つ勉強になった。勉強になったけど絶対真似はしないと思う。
その男性は車中泊旅行を1年2ヶ月続けているらしい、その自動車が凄すぎた。
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掲載において本人の許可はとっております。
まず、目につくのが右前輪のタイヤホイルだ。
男性:「走ってる時にタイヤが取れて大変だったんだよ!」
それは大変だろうよ、でも整備工場に持って行く事なく、自分で取り付けたらしい。
でもこれって、車検通るのかな?
その旨を聞いてみると
男性:「車検はねぇ….. 気にしてない。」
いやいや、車検は気にする気にしないということではないはずだが…。
男性:「大丈夫だよ、警察に職質をされたけど、車検証を見せろとは言われないもん。」
車検を受けない方なので、きっと任意保険は勿論、自賠責保険も入ってないんだろうなぁ。
ちなみに車の中はどうなっているかというと、
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助手席と後部左席を外している。
なるほどね、これで1年2ヶ月も過ごせちゃうのか。
勉強にはなった、絶対真似はしないと思うけど。
他にもツッコミどころ満載の話をいろいろしてもらったのだが、ちょっとここに載せる内容というか、ここに載せられない内容なので、私たちの心の中の思い出としてとっておくことにする。
そして次の温泉である砂湯へ移動。
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ここの砂浜を掘ると温泉が出てくるらしい。
ウミガメの産卵後のような穴は、過去に誰かが掘った後であろう。
私たちは『誰かが掘った後を利用する作戦』を実行することにした。
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この枯葉が浮かぶ緑色の液体が温泉である。
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足湯ならぬ手湯ならぬ指湯をした、 結構温かい。
砂湯観光の後、私達が向かったのは『養老牛温泉 カラマツの湯』である。
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ここを私達の最後の拠点として、食って寝て風呂 を、翌日の空港への移動まで繰り返したのでした。
あっという間の3泊4日、まあ、楽しかったかな。
加瀬