#0108 長野県その5
次にどこへ行こうか、少し迷ったんですよ。とりあえず所用で実家のある栃木県へ戻る必要があり、
新潟から福島県を通って栃木県に入るのが最短ルートなんですけど、やり残したことが1つありまして、
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地獄谷野猿公苑は、世界でも珍しい自然の猿が温泉に入る風景を見ることができる場所です。
昨年11月に訪問した時は、猿にとっては温泉に入るほどは寒くなかったらしく、温泉に入る猿を見ることが出来ませんでした。
今回は訪問する前に地獄谷野猿公苑へ電話をして、いろいろ猿についてお聞きしていたのです。
春になってきたので入る猿が少なくなってきていること、温泉に入るよりは日光浴で体を温めたいこと、つまりその日にならないと入るか入らないか分からないと言うことでした。
今は便利な時代になり、日本中の天気予報が携帯電話でチェックできます。
そして地獄谷の猿の様子は、これまたネットを通じてライブカメラでチェックできます。
ここ数日天気予報で気温をチェックしまして、その結果、気温が低く天気が曇りの日の朝には、温泉に入ることが多いことを確認しておりました。つまり気温が低く曇りの日を狙って訪問したのです。
地獄谷野猿公苑の入り口には、ライブカメラにて猿の様子が見られるモニターがありまして、残念ながら私が訪問した日は温泉に入るサルどころか、猿1匹すらいませんでした。
「俺は運が悪いからなぁ〜、今回もダメかなぁ〜、まあ、ここまで来たんだから、行ってみるか。」
入園は9時からで、私は入口で待っており、スタッフの方々が開けたと同時に、1番乗りで入り、早足で温泉に向かったわけですよ。
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目的達成。
ちなみに、その日はしばらく観光客が来ず、私に続く2番目の方が入園した時には、既に猿は外に出ており、そして太陽の日も差し掛かり、その後、猿は温泉に入りませんでした。
早起きは三文の徳とは、よく言ったものです。
今度は、雪にまみれて、目をつぶって温泉に浸かる猿を見にきます。来年だな。
さて、先に進みます。
加瀬